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歯科医が解説|抜歯後の入浴や飲酒はなぜダメ? 傷の治りを左右するセルフケアの注意点

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歯科医師の木村隆寛氏が、自身のYouTubeチャンネル「木村先生には歯が立たない!!【あなたの歯にプラスする】」で、「歯を抜いた後に絶対気をつけた方が良いことは?」と題した動画を公開。抜歯後の自己判断による誤ったケアが、治癒を遅らせる原因になると警鐘を鳴らした。

動画で木村氏は、抜歯後の注意点について「出血」「痛み・薬」「食事」「入浴」などの項目に分けて詳しく解説した。特に多くの人がやりがちなのが「強いうがい」だという。抜歯した箇所には、血が固まってできる「血餅(けっぺい)」というかさぶたのようなものが形成される。この血餅が傷口を保護し、治癒を促す重要な役割を担っていると説明。しかし、「強いブクブクうがいをすると、せっかく固まって蓋がされている血餅が流れ落ちちゃうことがある」と指摘し、これが再出血や治癒の遅れにつながる原因だと語った。

また、抜歯当日の入浴や激しい運動、飲酒も避けるべき行動だとした。これらの行為は体温や脈拍、血圧を上昇させ、血行を促進するため、「止まっていた血の出血がより強くなってしまう」可能性があるという。入浴については、湯船には浸からず、軽いシャワー程度で済ませるようアドバイスした。

食事に関しても注意が必要で、麻酔が完全に切れてから、抜歯した箇所とは反対側の歯で咀嚼するようにと呼びかけた。麻酔が効いている状態で食事をすると、誤って唇や頬の内側を噛んでしまう危険性があるためだ。

薬の服用については、処方された抗生物質は必ず飲みきることが重要だと強調。痛み止めは痛む時に飲む頓服で問題ないが、抗生物質は細菌の増殖を抑えるために必要なもので、自己判断で中断しないよう注意を促した。万が一、薬を飲んでも痛みが全く引かない場合は、何らかのトラブルが考えられるため、すぐに歯科医院に連絡すべきだとした。

抜歯は歯を抜いて終わりではなく、その後の適切なケアが傷の治りを大きく左右する。動画で解説された注意点を守り、回復を促してみてはいかがだろうか。

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